殺人ガス、殺人物質と騒がれている
PM2.5ですが、洗濯物にも付着し家内に侵入してしまうとして、各地で対策が報道されています。
子供を持つ親としては、何としても子供の健康を守りたいと思うことは当然ですよね。
PM2.5から子供を守るためのマスクとは?
PM2.5とは?-子供を守るために学ぶ!
日本中で話題となっている『PM2.5』を、できるだけわかりやすく解説します。
PM2.5とは、簡単に言うと目に見えないほど小さなホコリのようなものと考えてください。
大きさ的には、人間の髪の毛の直径の約30分の1の大きさです。
人の髪の毛の断面の大きさが、直径50~70μm(マイクロメートル)とされています。
1マクロメートルは、1000分の1ミリの大きさです。
1マイクロメートルが1000個、横に並んではじめて1ミリの長さになります。
そして、話題となっているPM2.5という物質(ホコリ)の大きさですが、名前の通り2.5マイクロメートルの大きさとなります。
ものすごーく小さいことがお分かりになると思います。
このPM2.5は、その小ささから、人間の呼吸とともに体内に入り込みます。
なにせ、大気中に沢山浮遊している状態ですからね・・・。
もちろん、子供が呼吸するたびに、子供の体内にどんどん入っていきます。
では、このPM2.5が体内に入るとどのようなことが起きるのでしょうか?
PM2.5というのは、有害物質であり、体内にはいると、肺ガンや心臓発作、動脈硬化、脳梗塞、そして気管支炎の原因ともなる恐ろしい物質です。
PM2.5はどんな時に発生するかというと、ディーゼル排気のガスや石炭・石油を燃やしたりした場合に発生します。
このことを聞くと、どれだけ有害な物質であるのかがよくわかると思います。
この有害物質PM2.5は、中国から日本に飛来しているわけですが、今の季節の冬は、空気が冷たく風も小さいため発生箇所にとどまっている傾向にあります。発生箇所は中国本土です。
それでも、大気中に放たれたPM2.5は日本にまで影響を及ぼしています。
現在、中国からの影響を一番受けていると思われる九州地方では、日本の環境省が基準としている数値、1立方メートルあたり1日に平均35マイクログラムを超える日が増えてきています。
1立方マイクログラムは、縦1メートル横1メートル奥行き1メートルの箱のサイズです。
では、大本の中国の数値はというと、現在1立方メートルあたり1日平均1000マイクログラムほどです。
恐らく呼吸ができないような状態かと思われます。
きれいだった空気が、PM2.5を含む有毒ガスで霞んでいますね・・・。
実は、中国のことだからと安心できないのが現状です。
これから春にかけて、偏西風という強風が中国から日本に向かって吹いてきます。
気温も暖かくなり、PM2.5の威力が強大となって日本に降りかかります。
この偏西風による、中国から飛来するときのPM2.5の濃度は中国の10分の1とされています。
現在でも1000マイクログラムですので、日本に上陸する時は、100マイクログラムということになりますね。
日本の環境省の基準値が35マイクログラムです。
大幅に超過していることがお分かりになると思います。
カナダのオタワ大学の研究では、PM2.5が1立方メートルあたり、10マイクログラム増えると、肺ガンによる死亡率が15%~20%増加することがわかっているそうです。
また、同様に心臓発作の死亡率も20%上昇するとのことです。
個人的には、この研究結果をみた時に、子供のことを考えると、いてもたってもいられなくなりました。
PM2.5対策として、『マスク』の着用は最低限の対応になります。
では、どのようなマスクを選べばよいのかというと、細菌用や微粒子用といった専用のマスクになります。
これらの専用のマスクは、一般的に売られているマスクよりも目が細かく、1マイクログラムのサイズのホコリも通さないように作られています。
通信販売でも購入することができますが、子供用の商品を見つけるのが難しいといった感じになっています・・・。
専用マスクについてやPM2.5の詳しい情報については、命にかかわる問題ですので、PM2.5の情報を専門で配信しているサイトをご紹介します。
PM2.5対策として着用するべきマスクの定義や、子供用のマスクも紹介されています。
とても深い情報を掲載しているサイトですので、詳しくはこちらのサイトで情報を集めて頂ければと思います。
参考サイトはコチラ
→
PM2.5を防ぐマスクとは!?鉄壁の防護&ブロック!
子供の命と安全は、親である私達が守ってあげなければなりません。
大きな子供の未来を被害から守れるのは、私達大人だけなのです。
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